in 万大醸造 neighborhood of...
伊豆半島屈指の桜の名所として有名な「龍源院」。万大醸造とも縁のあるこの名刹について紹介します。 創建はおよそ600年前。南北朝時代後期辺りと言われています。創建したのは南朝方大将新田義貞公の甥、脇屋義治の息子と伝えられています。 脇屋義治は、父であり新田義貞公の実弟である脇屋義助とともに、南朝方を支えて各地を転戦していた武将です。義貞公戦死後も北陸や関東で戦い続けましたが、1368年の挙兵後、上野沼田荘での敗戦を最後に、行方知れずとなった、とされています。 実はその後、伊豆の大仁(現伊豆の国市)に逃げ延び、有力者の右腕となしました。当時住んでいた「田中村」から字を取り、脇田義治と名を改め、その能力を存分に奮ったと伝わっています。脇屋義治が天寿を全うした後、その息子が父の戒名からこの「龍源院」が創建されました。 脇田家はその後、代々酒造りを始めます。大正時代に東洋醸造株式会社(前身脇田酒造店)が設立され、その敷地内には脇田家の墓所もありました。平成になり旭化成と合併。後に大仁での酒造りが終了するまで、脇屋義治はこの地を守り続けました。 現在、その墓所は龍源院敷地内にある脇田家墓所に改葬され、600年前と変わらず流れる狩野川と田園風景を静かに見守っています。 ※脇屋義治が上野沼田荘の敗戦の後どうなったか、については様々な伝説があります。伊予国(香川県)、丹波(京都府)、陸奥(福島県)など、それぞれに脇屋義治の逸話が残っています 伊豆の国市三福687-1 参拝の方はマナー良くお願い致します。
豊楽・萬燿誉富士をはじめ、伊豆の酒の歴史が誇る脇田屋、万大の主軸である萬燿・鶴生、伊豆産にこだわった大沢里や、本格焼酎鬼の念仏。伊豆の味をお楽しみ下さい。
純米大吟醸から普通酒・焼酎など、いわゆる特定名称の分類です。味と香りの違いを、是非お楽しみ下さい。
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